楽ラップの再投資

再投資とは、一般的に投資で得られた収益を再度投資に回すことをいいます。
これは投資信託においては分配金再投資とも呼ばれていますが、ファンドの収益分配金から税金を控除し、手数料無料で同一ファンドを自動的に買い付ける仕組みをいいます。
楽ラップも投資信託ですので、分配金は再投資されます。
一度発生した分配金をさらに運用に回すので、資産運用において収益が収益を生む効果、いわゆる複利効果を得られます。

再投資に対して受取型と呼ばれる、そのまま現金で受け取る方法もあります。
投資信託の分配金は決算が行われる際に支払われるので、毎月分配型や決算型といった分配方法があります。
受取型を選ぶ人は生活費の足しにしたり、年金の足しにするなどのニーズがある人が多いです。
ここで注意すべきは分配金の支払いの有無、増額、減額は楽天証券の判断で決まるということと、受取型はもちろん、再投資でも税金がかかるということです。

分配金の受け取りを目当てに投資信託を購入することは、前述した生活費の足しにする等の人以外は、長期的な投資という観点から考えるとあまり好ましいとは言えません。
分配金として受け取った現金を使う予定がなく、そのまま普通預金に寝かしておくくらいなら再投資に回した方が投資効率はいいです。
分配金は、あくまでも元本を取り崩しているだけで、それ以上でも以下でもありません。

例えば、債権の年間利回りが5%の投資信託があったとしても、年間10%の分配金を出すということなら、結局はその額だけ価値が下がるということになります。
ベテランの投資家なら、まず運用によって得られた収益は全て再投資に回して資産を増やしていきます。
分配金を利子と勘違いしてはいけません。
ただし、ひたすら下落し続けるような市場であれば、受取型がお得なレアケースもあります。
これも一旦上昇に転じると、受取型がデメリットになってしまったりもします。

これは行動経済学でもよく言われることですが、人間というのはどうしても将来の大きな利益よりも目先の小さな損得を重視してしまいがちです。
楽ラップにおいても、一時的な損失にうろたえることなく、長期的な視点でリターンを得られるよう考えることが大事です。

ところで、分配金は常に一定額が支給されるわけではありません。
前述しましたが、増配、減配は楽天証券の管理下におかれています。
分配金が増加する増配なら、どんな投資家も大歓迎で、文句を言う人はいないと思いますが、分配金が減ってしまう減配では予定していた分配金が受け取れず、憤慨してしまう人もいるかもしれません。
しかし、減配は実際の投資信託に多数あります。
受取型の人はよく覚えておきましょう。